こういう星の元に生まれたのかもしれない

海外生活から得た知識・ワーホリ・その他諸々についてPeppa Pigをこよなく愛す女が筆跡中。

ベルリンでのコロナ隔離生活!生活はどうしてる?

こんにちは、ただいま約1ヶ月の自宅待機生活をしているタイです。日本では緊急事態宣言が出されたそうですが、まだまだ世界に比べたら日本は規制が緩いと思いますね〜イタリアやスペインでは外出禁止令が出ているらしいので・・・ベルリンも日本ほどではありませんが、緩い方だと思いますが。

 

今日はこのコロナにおける自宅隔離?生活についてのブログです。

 

 

ベルリンのコロナの状況や禁止事項は?

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14日の時点で、ベルリン日本大使館のHPで記載されているコロナ感染者は263人。きっと知らずに感染して検査を受けていない人もいると思うのでもっといるとは思いますけどね。

 

国や州によって決めたられたルールが違うとは思いますが、ベルリンでの今のところ禁止されているのはこんな感じ。

  •  50人以上の参加者を伴うイベント等の禁止(50人以下はというと参加者の個人情報を記載したリストを作成し、4週間以上保存・衛生管理局が提出を求めた際に従う)
  • クラブやカジノのような娯楽施設・美術館や博物館などの営業を禁止
  • 飲食店はテイクアウトのみ営業可能
  • 学校は3月17日から休校

いずれも4月の19日(今日ですやん)までと政府は発表しています。しかし何やら延長される可能性も出てきたらしいので今のところ何とも言えません。 

 

ちなみに外出は禁止されてなくて、公園に行ったり外でスポーツしたりは許されてるよ。友だちとも距離をちゃんととってれば会うことも可能◎

 

仕事がなくなった!?コロナが及ぼした生活の変化!

私タイは飲食店勤務なのでこのコロナパンデミックからの攻撃は大打撃!3月の後半からいきなり「明日から営業出来なくなったから自宅待機で」と言い渡され、今となっては全く再開出来るメドが立っていません。仕事に行けなくなり、今日でちょうど1ヶ月になります。

 

今ブログを書いていて思いますが、1ヶ月間ずっと家にこもっているって考えたら本当にクレイジーですよ。日本は聞くところによるとまだ外出禁止までにはなっていないらしいんでピンとこないかもしれませんが、1ヶ月ず〜っと家にこもっているのって本当に辛い。

 

タイは結構出不精な方で、休みの日とかずっと家にこもってる日も少なくないんですが、それとは全く違うんです。自分の意思で家にいるのと、家から出ることを禁止されているのでは訳が違う。タイも実際にやってみるまで分からなかったんですけど、本当に鬱になるんじゃないかって思って、1週間に一度は散歩したりして外に出るようにしています。

 

幸いベルリンは外で人に会うのは許されているので、友だちと公園で会って話したりして日頃のストレスを発散。そうでもしないと本当に危ない。タイは実際にストレスで蕁麻疹が出たり、体の一部に痒みが出ています。

 

ニュースでも見ましたが、隔離生活を強いられている国ではDVや虐待の相談件数が増えているようで、自宅待機が重要なのは分かるんですがやっぱり室内に隔離されてしまうと精神的にやられてしまうので適度にリフレッシュは必要だと思うんですよね。タイも自分の精神が崩壊していくのを感じましたし。

 

もし日本に外出禁止令が出た時は、コロナのために家にこもるのは大事なことなんですが散歩などしたりして気を紛らわせて下さい。精神的におかしくなるまで自分を追い込むのは健康的にも良くないです。

 

収入がなくなって、どうやって生活しているのか?

働くことが出来なくなってしまったので、今現在一切収入はありません。全て今まで頑張って働いた際の貯金で賄っています。幸いベルリンは他の都市に比べて家賃が安いので何とかなっていますが、ダブリンの頃にこのコロナショックが起こっていたらと考えると恐ろしい。家賃は今の倍の€800払っていましたからね・・・!(日本円で約9万4000円!)

 

ドイツは経済が安定しているので、多くの人が政府から補助金をもらえるそうですが残念ながらタイはそのリストには入っていませんでした。

 

HPを読んでみたところ、補助の対象はフルタイムワーカーとして働いている人に限り、収入の60%・子どもがいる場合は64%の補助金が政府から支給されるらしいです。ミニジョブやミディジョブという枠で働いている人は補助対象外になります。簡単にいうと、フルで今まで働いていて政府にちゃんと税金を納めてきた人のみ補助金がもらえるよって話。

 

 

まぁそうでしょうね。税金を払っていないタイには文句を言う権利はありません。

 

コロナショックはいつまで続く?

今のところ正式なメドは立っていませんが、学校が5月の4日から徐々に再開していくことが決まったそうなので、それ以降、一歩一歩と言うところでしょうね・・・5月までには・・・!と祈っていたタイの願いは届かず・・・

 

スペインやイタリアはまだまだベルリンに比べて再開のメドが立っていないようなので、ヨーロッパ全体が復活するのはだいぶ先のことになると思います。

 

人生の教訓!?コロナに教えてもらった事!

この最悪な状況で頭が狂いそうな中、少しでもプラス思考に!と思って考えてみました。このコロナパンデミックにもきっと意味がある!と。

 

タイは無宗教で神の存在こそ信じていませんが、「この世で起きた事全てに意味がある」とは思っているので、悪い出来事から学ぶ事もきっとあると信じて、前向きに持っていく事を実践しています。

 

今回のコロナショックを経験して得たものは、「タイ自身の人生をもっと真剣に考えよう」と思えるキッカケを見つけた事。と言うのも、タイがここ数年ずーっと悩んでいたことは「将来の夢がない」事だったんです。

 

やりたい事や目標はたくさんあったので日本を飛び出し、5年間世界で働きながら異文化に触れてきました。しかし将来的に自分はどうなりたいのかという人生設計が出来ていなかったんですよね。ワーホリが出来る歳まではワーホリを続けたい!という思いで5年間突っ走ってきましたが、その後の事はその時に考えよう、と思っていたからです。

 

 

しかし予定にはなかった予想外の1ヶ月隔離生活。そして今それが延長しようとしている・・・1年しかない短いワーホリの中で、しかもビザが切れる2ヶ月前にこの状況ですよ。

 

・・・やっぱりタイは持っている。٩( ᐛ )و

 

しかしこの超マイナスな状況に陥ったタイは、この隔離生活を未来の為に活かさねば!と逆に奮い立たされてしまったのです。・・・ドMなのか?

この1ヶ月を無駄にダラダラ過ごすか、未来の為に活かすかは自分次第!と思い立ち、色々試行錯誤中です。

 

あの元マネージャーのクレイジーアイヴァンと電話している時に「Netflixはお前の未来なんか気にしてくれねぇよ。そんな奴にお前の時間を割くな」と喝を入れられた事も影響しています。持つべきものはクレイジーな友!ですね。

 

ベルリンでの隔離生活まとめ

  • 3月20日から約1ヶ月の隔離生活
  • 娯楽施設は全て閉まっている
  • 公園でスポーツをしたり、距離をとって友人と会うのはOK
  • 5月の前半に学校が再開するメド

 

日本は緊急事態宣言のみで今後どうなるかは分かりませんが、ヨーロッパのようにならない為にはとにかく今コロナ拡大を防ぐ事がキーになってきます。ヨーロッパもコロナが流行りだした時にもっと早く対策を打っていれば、ここまでにはならなかったと思いますし。

 

タイたちのように1ヶ月自宅待機は日本にとってかなりダメージが大きいと思うので、そうなる前にコロナが食い止められますように・・・!

 

一刻も早く人々が元の生活に戻れることを願ってます。