こういう星の元に生まれたのかもしれない

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アイルランドワーホリを終えて、タイが次に向かった先は?

お久しぶりです、タイです。アイルランドでのワーホリについてまだまだ書こうと思っていたんですけど、気が付いたらあっという間に一年が経ち、アイルランドワーホリを終了しました!

 

まだアイルランドのビザは少し残っていますが次のステップの為に早く切り上げ、昨日ダブリンとお別れしました。そして今、次のステップのドイツに来ています。そう、また次のワーキングホリデーライフがたった昨日始まったばかり!

 

今日からはドイツのワーキングホリデー情報と、過去にさかのぼりつつ、アイルランドについても書いていきます。٩( ᐛ )و

 

 

何故ドイツ?タイがドイツを次のステップに選んだ理由とは?

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ソーセージ、そしてビールの国でお馴染みドイツ。もちろんタイも前までドイツに来る予定なんてサラサラなかったんですよ。決めたのも2〜3ヶ月くらい前でした。しかも本当はカナダに行く予定をしていたんですよ、次は。じゃあ何故ドイツに来る事にしたのか?もちろんいくつかの理由がありました。

 

理由1:カナダは2019年以降、国外からの申請が不可能になったから。

カナダのイミグレーションは2019年以降、ビザ申請時にバイオメトリックスという個人識別情報・生体認証の提出を義務付ける事を追加しました。簡単言うと、指紋の登録をしにわざわざ東京にあるオフィスに出向かなければならない事になったんです!

 

そしてカナダのワーホリは抽選なので、いつでも申請できる訳ではなくイミグレがオープンされている期間に申請しなければなりません。当時タイはアイルランドのワーキングホリデー中だったので、もしカナダのワーホリビザを取得しようと思ったら1〜2ヶ月ほど日本に一時帰国しなければいけないという状況に。

 

しかもアイルランドから日本は遠く離れている上に、首都ダブリンですら直行便がありません。帰国となると、イギリスやフランス・ドイツなどの直行便がある国を経由して帰るか、安いけれど乗り継ぎが2〜3回あるアジア便(主に中国エアライン)を駆使し、20〜30時間かけて帰るかの選択肢。

 

安いといっても片道€800〜はします。(当時日本円で約97000円)イギリスからだと安いとの情報でしたが、それでもお金がかかることには変わりありません。

 

タイは「本気でカナダに行きたい!カナダじゃなきゃダメなんだ!」という根性がなかったので、カナダへのワーキングホリデーは諦める事にしました。(カナダは35歳までに延びたという噂もありましたからね)

理由2:カナダの選択肢がなくなり、興味のなかったイギリスに応募して落選。

カナダの選択肢がなくなったので、今まで全く興味のなかったイギリスに応募してみようと思い立ったタイ。でも人気ナンバー1の上に年間1000人のみという狭き門。ダメ元でやってみれば?という友だちの一言で応募を決意。

 

そして仕事中だったので、休憩時間になり、イギリスのワーホリについて調べてみました!するとまさかのイミグレがオープンするのは翌日だったんです!何故こんなに興奮しているかというと、イギリスのワーホリは年に2回(夏冬)の抽選で、イミグレがオープンされる3日間の間に応募しなくてはならないのです。

 

もしその6日間(夏3日間・冬3日間)を逃していたら応募も出来ないという事。そしてその中から800人(夏)・200人(冬)の年間1000人が抽選されるという事なんです!イギリスのワーホリって本当に狭き門なんですよ。

 

・・・まぁ落ちましたけどね。はい。٩( ᐛ )なんやったん、あの偶然。みたいな。

 

理由3:カナダ・イギリスが選択肢から外れ、英語圏以外の選択肢になったから。

オーストラリアから始まり、ニュージーランドアイルランド英語圏を制覇していったタイですが、ここに来てのネタ切れ状態に。ネットで日本人がワーホリ出来る国を検索すると結構あるんですけど、英語圏は5か国のみ。

 

もうそろそろ潮時か?とも思ったんですけど、まだまだ英語力が中途半端で、日本帰国後のやりたい事も決まってない。そして何より、ワーキングホリデーに行けるのは30歳まで!(31歳になるまでなら申請可能)

 

タイがアイルランドのワーホリを終える頃、タイはまだ30歳で誕生日まで約1ヶ月残っている!という事で人生最後?のワーホリをやろうと決意。すると自然にヨーロッパでのワーホリ、という選択肢になりました。

 

理由4:ヨーロッパでの選択肢になった中で英語が1番通じる国がドイツだったから。

ヨーロッパでワーホリをしよう!と決めたので、ヨーロッパでワーホリが出来る国を調べたところ、2019年の時点ではイギリス・アイルランド・スペイン・ポルトガル・フランス・ドイツ・ ポーランドハンガリーオーストリアデンマークノルウェーアイスランドスロバキア、以下省略。結構選択肢、あるんですよ。

 

でもですよ。この国の中で英語圏はまずイギリス・アイルランド、そしてそれ以外に英語がよく通じる国となると、デンマークアイスランド辺り。でも残念な事にアイスランドは年齢制限があり26歳まで。そしてデンマークは物価が高い上に、€を使っていない。

 

スペイン、フランスは国も知名度が高いですが、アイルランドにいる時に思った『スペイン人は結構英語が喋れない人が多い』と気づいたから。(スペイン人にたくさん会ってきましたが、あまり英語が話せない友だちが多かった。)

 

フランス人は英語嫌いで有名。フランス語に誇りを持っている国民性なので英語を話す人を嫌います。(国外に出ているフランス人はもちろん違いますけどね)なので英語のみで生き残ろうとするのは不可能と判断。

 

するともう・・・ドイツしか残っていなかったんですよ。笑 ドイツがめっちゃ好き!とかドイツ語を勉強したい!とかそんな情熱はなく。消去法で残ったのがドイツだったからでした。(ドイツLOVEの人たち、すいません)

 

理由5:ドイツに行く事でのメリットの多さに気が付いたから!

でもそんな消去法だけで流石にドイツ!って決めたわけではありません。よく英語が通じるといっても、第一言語がドイツ語。タイはドイツ語皆無なので、そこまでワーホリを甘く見てませんからね。色々あったタイのワーホリ人生を知っている人ならお分かりかと思いますが。 

thaiism.hatenablog.com

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英語が話せてもワーホリ人生は困難だらけだったので、もちろん不安はありましたが、人生最後のワーホリを諦めるのはやってみて、ボコボコにされてからでも遅くはないな。と思ったんです。

 

そうと決まれば、ドイツにワーホリに行くために、何が必要で何をしなければならないのかを紙に書き出しました。すると意外にもドイツでワーホリするのは、メリットだらけだという事に気が付いたんです!

これはタイの場合なので、日本からドイツに来る人たちには当てはまりませんが・・・

 【アイルランドからドイツでワーホリするメリット】

  1. アイルランドから2時間で行ける
  2. アイルランドと同じ通過、ユーロを使うのでアイルランドで貯めた資金をそのまま使う事が出来る
  3. ユーロ圏内なので、アイルランドの携帯電話番号をそのまま使うことが出来る
  4. 国外からワーホリビザを申請出来るのでアイルランドから申請可能
  5. ドイツは数少ない、現地に着いてからワーホリビザの申請が可能な国

しかしこれはあくまでタイ(アイルランドからドイツにワーホリをする人)にとってのメリットであり、 日本から来る人たちとは共通のメリットではないので要注意。

 

共通のメリット書けよ!という声が聞こえてきそうなので・・・共通バージョンも書いていきますね٩( ᐛ ) 

 【ドイツでワーホリするメリット(日本から来る人にも共通バージョン)】

  1. ビザの申請が簡単で、年間の人数制限なし
  2. 現地に着いてからでもビザの申請が可能。ビザなしでドイツに入国してから、申請が出来る
  3. ヨーロッパ最大の日本人コミュニティがドイツにあるので困った時は日本人に助けてもらえる可能性が高い
  4. ドイツワーホリ中に同じユーロ圏を簡単に旅行出来る
  5. 英語が比較的通じやすいので、英語しか話せない人でも安心

これは皆さんに当てはまる事なので、ドイツワーホリが不安な人の参考になれば嬉しいです。

 

アイルランドからドイツへのワーホリのメリットを詳しく解説!

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上記にも書きましたが、これは本当にタイにとって大きなポイントで、ドイツでワーホリする事を決定づけた事でもあるんです。アイルランドからじゃなくても、同じユーロ圏で留学・ワーホリをしていた人にも当てはまると思ったので詳しく書きます。

 

タイが言いたいだけなので、もうえぇて!と思っている人は飛ばしてくれて大丈夫です。

 

メリット1:アイルランドから2時間で行ける!

これは言うまでもなく、そのままですよね。日本から行くと直行便でも時間がかかります。飛行機は短時間でもかなり疲れるので、 たった2時間で済むのはプラスのポイント!そして飛行機代がぐっと抑えられるものかなり嬉しいですよね。

メリット2:アイルランドと同じ通過、ユーロを使うのでアイルランドで貯めた資金をそのまま使う事が出来る!

タイのようにワーホリを繰り返していると、本当にお金が貯まりません。(泣)その理由は、1年間海外で働いた資金は、次のワーホリの為の資金になるからです。前も書きましたが、「海外を転々としているけど、そんなお金どこにあるの!?」という疑問の答えがコレ。

 

そして新しい国に行くと通過が変わるので、両替だけで毎年かなり損をしていて、その分同じ通過を使う国に移動するとなるとかなりプラスポイントなんです。現金もそのまま使えるし、デビットカードも同じユーロ圏内なので楽々。通過を変えなくていいって本当にいい事だらけなんですよ〜

 

メリット3:ユーロ圏内なのでアイルランドの携帯電話番号をそのまま使う事が出来る!

これも上記の通過と同じで、毎年違う国にいるタイは毎年携帯番号が変わっていたんです。携帯番号を変えなければいけない理由は、国が変わればその国以外の電話番号は使えないので、通話はもちろんのことネットも使えません。

 

国際番号ってものが違うからなんですけど、ケータイがないと何も出来ないこのご時世。携帯電話番号なしでは仕事探しも不可能なので、新しい国での新しい番号を取得せざるを得ません。

 

まだ通話はよしとして、ネットが使えないとなったらかなり不便!グーグルマップを始め、ラインやメッセンジャー・What`s Upなどの連絡手段も使えない事になってしまいます。新しい土地で、土地勘もない中ネットが使えないのは命取りで、普段は現地に着いたらマクドナルドやバーガーキングスターバックスなどの無料wi-fiを使うんですけど、それも結構めんどくさいんですよね。そこを離れたら使えないっていうのもかなり不便ですし。

 

でも唯一?世界でネットが共通して使えるエリアがEUに属している国間なので、アイルランドとドイツでは共通の携帯電話番号で生活出来ちゃうんです!新しく携帯電話を契約する必要がないってかなり助かりますよね。ちなみにオーストラリアとニュージーランド間では携帯番号は共有して使えません。

メリット4:国外からワーホリビザを申請出来るのでアイルランドから申請可能!

どこかの国でワーホリ中で、日本に帰るより近いし飛行機代も浮く!という理由でワーホリをはしごする人も多いと思います。特にオーストラリア〜ニュージーランドの場合はよく聞きましたし、タイも実際にそうしました。

 

ワーホリをはしごしようと思っている人にとって、国外から申請出来る国は超貴重!中にはカナダのように日本からでしか申請出来ない国もあるので、そうなるとはしごが出来ずにお金も手間もかかってきます。(アイルランドも確かそうだったよな・・・?)

メリット5:ドイツは数少ない、現地に着いてからでもワーホリビザ申請が可能な国!

ドイツは現地からでもワーホリビザの申請が可能という超貴重な国でもあります。観光のみなら3ヶ月間はビザがいらないので、観光ビザで入国してからワーホリビザを現地で申請する事が可能に!(タイの今の状況はこれ)上手いこと行けば、1年と3ヶ月ドイツに滞在する事が出来るという事です。

 

ワーホリの最初は家探しや職探しに時間がかかるので、その間ビザがどんどん減っていってしまうんですけど、この原理を使えばワーホリビザが始まる前に家探し・職探しを終える事が出来る可能性が出てきます。そうなると働き出した時に丸々1年間働ける期間が残っている、という事に!

 

タイもアイルランドでは運よく家探し・職探しを早めに終える事が出来ましたが、一般的には結構時間がかかるものなので、この原理は利用する価値あり!

 

ドイツへのワーホリのデメリットはあるの?

メリットについては色々書きましたが、ではデメリットはどうなのか?もちろんメリットがそこにある限りデメリットは存在します。しかしメリットが大きいので、デメリットが目立たないというのは事実。では数少ないデメリットを紹介・・・

 【ドイツでワーホリをするデメリット】

  1. 比較的英語が通じやすいが、ドイツ語が第一言語のためドイツ語が根強い
  2. 英語力を伸ばしたい人には微妙  
  3. 右側通行なので道路に慣れるまでに時間がかかる

まだ着いて2日目なのでまだあまり言えませんが、街を探索したり、銀行や住民登録に行った限りの段階で感じたデメリットです。役所はドイツ語がまだまだ根強いので、英語表記はありませんでした。

 

英語がもっと共通語で話されているものかと思っていましたが、空港や街のあちこちで聞こえてくるのはドイツ語ばかり!これは正直驚きました・・・ベルリンや他の大都市となるとまた違ってくるかとは思いますが・・・! 右側通行の件はまさに言いたかっただけ。٩( ᐛ )و 

 

もちろん人それぞれ違うので、そのデメリットをどう捉えるか。それはあなた次第・・・

 

まとめ

今思えば、色々あったダブリンでの1年間が懐かしい。 最初は色んな困難もありましたけど、やはり住めば都。そしてダブリンで出来た友だちもいる。慣れた頃にビザが終了して、これからって時に国を去らなければいけない、これがワーホリの辛いところですよね。

 

まだ始まったばっかのドイツワーホリライフですが、言語の問題で不安しかないという・・・!きっとタイの人生なのでまた面白い事件が起こると思いますので、乞うご期待٩( ᐛ )و