タイがワーホリするきっかけとなったのは?ワーホリって何?
ワーキングホリデーって日本ではまだまだ馴染みがないもので、今の時代だからこそ聞くことも多くなってきましたが、その実態を知らない人がまだまだ多いと思います。
タイも行く前は全くと言っていいくらい知らなかったですからね。
今回はなぜタイがワーキングホリデーをして海外に行こうと思ったのか。きっかけはなんだったのかについて書いていきたいと思います〜
そもそもワーキングホリデーって何?
ワーキングホリデーとは海外旅行とは違い長期滞在が許され、その間学校に通ったり、アルバイトをして生活することが許されたビザの種類。
ビザは何かって言うと、外国人が外国に滞在する許可書、っていうニュアンスかな。
ドラマとか漫画とかで、急に「アメリカ行く」とか言い出す奴いるけど(シャーマンキングの竜さんとか)、実際問題無理。
本来旅行なら国にもよるけど、最長3ヶ月くらいまでしか居れなくて、外国には。どんなにお金を持ちでも、どんなに外国に滞在したくても、ビザがないと外国には住むことは出来ないんです。
でもこのワーホリビザを持っていると、(国にもよりますが)最長1年まで滞在を認められます。
そして世界のどこでも行けるわけじゃなくて、日本人のワーホリしたい人を受け入れてくれている国が決まっていて、その中から選ぶことになる。
1980年にオーストラリアと日本の間で初めて結ばれてから、今では20カ国もあるらしく、その20カ国ならどこでも行けます。(条件あり)
どんな人が行けるの?条件は?
もうさっきから言いまくってるけど、本当に国によって違うのでなんとも言えませんが・・・1つ言えることは、年齢制限あり!!!
18〜31歳までしか行けません。そう、年齢が過ぎたら、行けません。これが俗に言う「今しか出来ないから」ってやつ。
どんなにお金を積んでも、泣いても怒っても、31歳までしか行けません。留学や旅行はもちろん行けますが、ワーキングホリデーのビザがもらえるのは31歳まで。
31歳を過ぎて外国に行きたいなら、基本的に留学or旅行と言う選択肢に。
どれくらいの費用がかかるのか?留学とはどう違うのか?
「ブログやろうかなぁ」と思ったきっかけの1つでもあった、友だちに誤解されている点の1つ。
『タイってずっと外国に行ったりしてるけど、お金持ちなんだね〜』
そう、お金問のこと。確かに謎にずっと外国行ってる友だちいたらそう思うか(笑)
でも多分それは留学とワーホリの違いを知らないだけ。じゃあその違いは一体なんなのか?
留学は働ける時間が限られている
留学はあくまで「学業」をするために外国への滞在が認められているので、働ける時間が週に28時間と限られている。
しかも1社でじゃなくて、掛け持ちしたって何したって28時間。だから留学するって、相当お金を貯めていくか、親からの仕送りをもらうかでしか実現しない。
そして学校へ行っていることが条件なので、学校へ行かなければならない。と言うことは、当然、学費が発生してくる。そう、留学とは莫大なお金がかかります。
でもワーホリは「外国での生活」に視点をおいている為、時間は制限なし。フルタイムでの勤務ができる。自分で働きながら生計を立てて行ける。
学校は最低限の語学力を身につけたい人の為に4ヶ月まで通えるようになっていて、語学に自信がある人は学校へ行かなくてもいいので学費を払う必要なし。
学校へ行かなくてもいいし、別にお金がある人は働かなくてもいい。
ワーホリとは何をして過ごすか、自分次第の超自由な1年を許可されたビザ。
ワーホリと留学ではかかってくるお金と、学校へ行かなければならないかが大きな違いです。
ワーホリは行ってしまって、職が見つかれば、後は収入があるので貯金がなくても帰る飛行機代さえあれば生活できてしまう。食費を節約したり、家賃もシェアハウスしか高くて住めないので、家賃も日本ほどかからない。
ね?そう思ったら結構誰でも行けるし、お金がなくても外国に住める。これで誤解解けたらいいな〜(笑)
なぜワーホリをすることに?キッカケは?
ワーホリに行く理由は人それぞれ。「海外に昔から憧れていた」とか「今しか出来ないから」「留学したかったけどお金がないから」とか色々。
でもタイの場合、どれにも当てはまらず。正直怖いことが起きて。笑
本能が仕向けたと言っても過言ではないことが起こりました。
頭の中で閃いたから!?
タイの場合、ワーホリを決意したキッカケは「頭の中に閃いたから」
・・・今、引きましたね?٩( ᐛ )
宗教かよって思うくらい、頭の中に降りてきたのだ。仕事中に、先輩同士の争いに巻き込まれそうになり、ストレスが爆発しそうな状態に。
職場で人間関係がやば過ぎて、病気に。働いてる途中に、寒気が止まらなって、トイレで嘔吐。病院に行ったら、ストレスから来る病気で、ストレスで血を脳に送る指令が止まってしまい、脳に血がうまいこといかなくなる症状だった。病名を言われたけど忘れた。
「20代の若い女性に多い」って先生はいってた。その帰りにバカバカしく思ったことは覚えている。何やってんだろ〜な〜自分って。
そして事件は起きた。2人の先輩がタイを挟んで言い争い。タイの席、真ん中だったのよ♡笑
「よし、海外に行こう。」
嘘でも何でもなく、頭の中で声がして、自分でもすごく驚いたのを覚えている。怖すぎて仕事が手につかなかったくらい。
最後に海外旅行に行ったのは大学の卒業旅行で友だちとグアムに行ったっきりで、社会人になり、旅行に行く暇もなく働き、海外旅行に行きたいとすら思ったことがないくらい忙しくしていた。
前々から行きたいと思っていたり、周りに誰か海外に行っている人がいたわけでもなく。もはや、“海外‘’というキーワードすら浮かばない生活をしていた中だったので、あれは完全に「導きを受けた」瞬間だったのです。←
思いついたその日のうちに資料請求
思い立ったら即行動。タイはそういう性格で、もうそれしか見えなくなります。一度嫌になった人はとことん嫌いになってしまうタイプのやつ。笑
帰宅すると、すぐさまgoogle先生に質問を開始し、資料請求完了。どのエージェントがいいか分からないので、とりあえず何社か適当に。その日は資料もまだ届いていないのにドキドキ。
そして数日後、一人暮らしのアパートに大量の資料が。とりあえず目を通したけど、正直まだよく分からない。
また数日後、留学エージェントから着信アリ。
この時代、顧客獲得の為にどこも必死なんだろう。他のエージェントに先を越されないよう、資料請求の時に登録した携帯電話番号に電話をかけてきたらしい。
実はそんな電話が二社あり、タイは最後にかけてきた一社に決めたのである。決め手は、「いかに親身になって話をしてくれたか」だった。
オーストラリアに決めたのは暖かいから!
世間話から入り、趣味の話になり、当時大ファンだったアヴリル・ラヴィーンの話になり。カナダを勧められる。が、寒い所が苦手なタイは「カナダって寒いですよね。無理です」と即答。(なめてんのか)
「あ〜でしたらオーストラリアですね。」
「じゃあ、オーストラリアで。」
これで決定。
そんなんでオーストラリアに決まり、カウンセリングしてくれるとのことで、着々と話が進み…関西在住だったタイはオフィスがある神戸までわざわざ行きましたよ、はい。遠かったー
行っちゃったらもう、向こうのもんですよ。もちろんマイナスなことは言わないし、わくわくさせるような話をしてくれるし。ちなみにこの時勧められて初めて、ワーキングホリデーの存在を知りました。
「金銭面に余裕がないなら、働きながら英語も勉強出来るワーキングホリデーはどうですか?」
留学しか知らなかったタイには衝撃的でしたが、何せお金がなかったタイは、「じゃあそれにします!」と即答。
そんなこんなで、このエージェントを通してのワーホリの準備が進んで行きましたとさ。
まとめ
- ワーキングホリデーとは18〜31歳までの年齢制限があり、自分次第の超自由な1年を許可されたビザ
- 留学との大きな違いは就労時間
- タイがワーホリをするきっかけになったのは、閃いたから
- オーストラリアに決めたのはカナダが寒いから
ワーホリに行くきっかけや理由は本当に人それぞれだと思います。ただタイの場合は性格が現れるような決め方というかなんていうか。
特に海外に興味があったわけでもないし、ワーホリなんてそもそも知らなかったし。思い返してみれば、これも運命だったのかなと。
人生何が起こるか分からないとはこの事だ。うん。
こんな奴もいるんだな〜って思っていただければ幸いです。